• くろ

告知文(第二回目)『独学大全〜』読書会

更新日:1月24日

前回の範囲、「第一部 なぜ学ぶのかに立ち返ろう」は、

独学をしていく上で不可欠の「志」とその維持がテーマでした。


​その志を保持しながら、独学の結果として血肉化されたものは、

己の認識基盤となり、思考を展開していく際のエンジンに

なってくれのです。


では、どうやって、その知的エンジンを組み立てていけば

良いのでしょうか?(注1)


いや、そんな組み立て云々以前に、

いかにして「資材(知的材料)を集める」のかが、

独学者である私たちの前に、厳然とそびえいる問題なのです。


そもそも知的材料にあたる文献や資料がなければ、

どうしようもないわけで・・・。

あてずっぽの渉猟が成立するなら、誰も苦労しません。


まずはターゲティングのためにも、KJ法的な「探検」からの

スタートになることでしょう。

(だけど、「探検」ができるだけの知的基礎体力があるの?)


次に、文献・資料を可能な限り集めることが求められます。

(そんな知的腕力がもともとあったなら、どんなに楽か・・・)


そして、その集めた文献の数々を目的に応じて

「横断的」にトラバースしていく知的脚力も必要とされます。

(「銀の弾」ならぬ「銀の本」なんて存在しないし、

でも、もう脚はガクガクしてるし・・・)


さらに自身の運動フォームがちゃんとしているかの検証も

しなければなりません。

(トンデモ情報って気持ちいいし、楽だし、コスパいいよね!

 あっ〜、快感! 昇天しちゃうの〜!!)



ここで余談ですが、読書会活動。

特に課題本型の読書会において、

自分では気づけなかった視点や「んっ〜、そうか!」と

唸ってしまう見解に遭遇することがよくあります。

(それは課題本型読書会の魅力の一つ)


そのような気づきをもたらしてくれる方というのは、

みな、普段から読書を楽しんでいる方々ばかり。


これまで読んできた本の蓄積を基盤とし、

「本どうしの関係性の網の目」を

縦横無尽に往き来しているんですよね。


正直、うらやましい・・・。

いくら「アイデア・発想に関するハック」を駆使しても、

そういった方々にはかなわないのです(涙)。


なぜなら、いくらファストなハックを使用しようせど、

そもそもの底が浅ければサルベージしようがないのですから。

(また余談になっちゃうのですが、『戦国策』の登場人物の多くが、

当代の教養人ばかりなのも納得がいきますね)


さて話を戻しますが、先ほど「本どうしの関係性の網の目」という言い方をしました。

この関係性を結びつけるのは他の誰でもありません。

あなた自身なんですよ。


あなた自身が、この本のこの箇所と、あの本のあの箇所は、

〇〇という点で繋がってんじゃね?と思えば、

まずはそこが起点になってくるわけです。(注2)


読書会の例で言えば、複数の書物に散らばっている内容を、

課題本の内容に基づいて横断し整理していくとになります。


これは「シントピカル読書」の読書会バージョンそのもの。


そう。

第二部の狙いは、この「シントピカル読書」。

これを可能にさせることにあるのではと睨んでいます。(注3)



というわけで、以上の内容をまとめてみましょう。


今回の範囲である第二部の内容は、いわば知的営為における

「身体能力」に該当する箇所と言ってもよいわけで。(注4)

「独学における心技体」でいえば「体」にあたる部分(かな?)


第一部では、独学の「心(志)」にあたるカードを得ました。

今回の読書会では、みんなで「独学の身体能力」。

つまり「体」にあたるカードをゲットしていきましょう!(注5)


最後にひとつだけ。


運動部で活動したことのある方なら経験済みのことでしょう。

技能以前に、まずは身体能力の差が優劣に直結していることを。

(各種プロ競技の世界でさえ同じことが指摘されている・・・)


当たり前のことですが、

筋力をトレーニングで向上させていくことは可能です。

みなで励まし合って、「独学の身体能力」を鍛えていきましょう!



(注1)知的営為におけるエンジンをどのように組み立てていくか。

独学の「心技体」のうち、「技」にあたるのが第三部かな?


(注2)発想レベルでは牽強付会でいいし、その方が上手くいくことが多い。

一方、それを他人に述べる際は、ちゃんと論証していくことが求められる


(注3)そうでない可能性も当然ある。間違っていたらごめんね


(注4)「身体能力」云々は、あくまでも喩えですからね


(注5)独学の「心技体」も喩えです


閲覧数:8回0件のコメント