そもそも「英文解釈」ってなに?
更新日:2022年4月1日
※これは私Oの主観です。
最近SNSでも見る機会が増えた「英文解釈」の文字。
関連する書籍も相次いで発売されています。
私が高校生の頃に感じていた疑問は、
そもそも「英文解釈」ってなに? ということ。
英語を学び始めたとき、
おそらく多くの人は 単語の意味が分かれば、
英語が使えるようになる と思っていたはずです。
しかし実際に英語を理解するには
単語の「意味」と、 英文の「構造」が分からないといけない。
この英文の「構造」の体系が「英文法」なんです。
でも、ただ文法を学んだだけでは
英語で書かれた文章を読めるようにはならない。
だから「意味」と「構造」を意識して 英文を読む練習をする必要があるわけです。
これが「英文解釈」なんです!!
先にも言ったとおり、
単語の意味を知っている必要があることは 多くの人が理解しています。
だから「英文解釈」は 主に
英文の「構造」に重点が置かれています。
これで過去の自分の疑問に答えられたので、私は満足です。
さいごに「英文読解」や「英語構文」との違いを書き留めておきます。
※これも私Oの主観です。
「英文読解」は、
より広い意味で使われます。
解釈は読解のキソ、初期段階と言えるでしょう。
「英語構文」は、より狭い意味で使われます。
構文とは「文の構造」という意味です。
構文と聞くと「It~that構文」のように、
「〇〇という構造の文」という使い方が思い浮かぶ人も多いはずです。
しかし本来は、「英文解釈」の説明で登場した 単語の「意味」と英文の「構造」のうち、
後者にスポットライトを当てた用語だと思います。
「英文解釈」も後者に重点を置いているわけですから、
「英文解釈」と「英語構文」はほぼ同義と言ってよいでしょう。
ここに書いたことはあくまで私Oの主観です。
何かの役に立ったら幸いです。
奥いけ大人の学び直し倶楽部・企画メンバー O.S.より
