ミロ展に行ってみた【美術鑑賞ビギナーズ】
奥いけの「印象派 光の系譜」の感想を語り合う会に飛び入り参加したのがきっかけで、 美術鑑賞に興味をもった企画メンバーO。
渋谷の「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開かれている「ミロ展」に行ってきました。
少し前にテレビ番組「美の巨匠たち」で取り上げているのを見たこともあり、
(これは行くしかない!)と決心しました。
日本とは相思相愛だったというスペインの芸術家、ジュアン・ミロ。
大阪万博にも作品を展示し、 浮世絵から影響を受けた作品や、
日本の「たわし」を使って描いた作品まであるそう。
一般1,800円。大学生は1,000円。
私には嬉しい。
学生のうちにいろいろ行ってみたい。
8割方見終わったときの私の感想は、「よく分からない」。
この個展は、だいたいがミロの年代ごとの作品順に並んでいたので
自分がいちばん好きなミロの年代はいつだろうと考えてみました。
すぐに「34歳」だと思いました。
ミロの作品はタイトル不明のものが多く、名指しで紹介できないのが残念ですが、
彼が34歳のときに描いた作品は、曲線や色使いが絶妙で、私にはしっくりきました。
しかし一通り作品を見終えて、同展覧会のグッズを見ていると、
それまで(私が好きなやつだ!)と思っていた作品よりも
後年に描かれた作品の方が魅力的に見えてきたんです。
それまで(訳がわからない)と思っていた作品たちが、
とても素敵に映るようになりました。
自分の好きな作品が何なのか分からなくなって、
結局 ひとつも絵はがきやキーホルダーを買わずに帰ってしまいました。
君もミロ展にいってミロ。
